益子の伝統を重んじながらも、現代の暮らしに寄り添う器を
作り出そうと試行錯誤されている村澤享さん。
今回は藁灰や硬糠(釉薬)の特徴を生かした作品が多く並びます。
個展2日目を迎え、藁灰の器が外国のお客様に人気な様子。
米を主食とする日本独特の釉薬だと思われますが、
洋を思わせる品のある形と、藁灰特有の乳濁や結晶、
鉄分と反応した色の変化、釉の流れに外国の方は心つかまれるのでしょう。
藁やモミの灰はすべて天然もの、材料を確保するだけでも大変と、村澤さんはおっしゃいます。
日本酒がおいしくいただけそうな酒器
ぽってりとした形が可愛らしいピッチャー
奥のスペースには、硬糠の作品が主に並び涼しげです
しっかりとした作りなので、安心して使えそう
種類も数も豊富に揃います。
ぜひ実物を見にお出かけくださいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
村澤享展
7月7日(土)~7月26日(木)
10:00~18:00(最終日~17:00)
もえぎ城内坂店 gallery M’s
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
sakurai